バスケットボールで知っておくと楽しめる最低限のルール5選

観戦ガイド
バスケットボールのルールには、試合時間ファウル24秒ルールタイムアウト、フリースローの回数など何となく聞いたことはあるけど詳しくは知らないルールがたくさんあります。 ルールを理解することで試合展開が把握できるので、よりバスケ観戦を楽しむことができると思いますが、 カタカナ名のルールや細かいルールがたくさんあるので、何を覚えればいいのかわからない人も多いと思います。 そこでこの記事では、初めてテレビでバスケを観る人現地で観戦するバスケ初心者のために 細かいルールがわからなくても最低限知っていればバスケ観戦が楽しめるルールを5つ紹介していきます。

試合時間

1クォータ10分×4回=40分を行います。 とは言え、プレーが止まると時計も止まるため、ハーフタイム(20分)などを加味すると 1試合2時間くらいが基本になります。 ※Bリーグでは、同点だった場合、5分間の延長戦が行われます。

ファウル

5ファウル

1人の選手が1試合の中で5つファウルをしてしまうと、退場となります。

チームファウル

各クォーターで、選手の個人ファウルをチームファウルとして合計してカウントします。 合計5回目からはファウルのたびに相手にフリースロー2本が与えられます。

アンスポーツマンライクファウル(アンスポ)

サッカーでいうところの「イエローカード」に該当するファウルのこと。 これを同じ選手が2回犯してしまうと退場となります。

得点

スリーポイントラインよりも外側からシュートを決めると3点内側で決めると2点。そして、フリースローは1点。 というのは、バスケをあまり知らなくても、なんとなく知っている人は多いのではないでしょうか? ただ、試合を観ていて厄介なのがフリースローの回数です。 ここでは、どういった条件でフリースローが与えられるのかも踏まえて、フリースローの回数を解説します。

フリースローの回数

シュート動作中にファウルをされると、シューターにフリースローが与えられます。 その点も踏まえて以下の表でフリースローの回数を確認していきましょう。
本数 主なケース その他のケース
3本 ファウルされ、3点シュートが失敗した場合
2本 ファウルされ、2点シュートが失敗した場合 「チームファウル」 ※先述で説明しています。
1本 「バスケットカウント」※後述で説明しています。

バスケットカウント

シュート時にファウルをされながらシュートを決めた場合に、 そのシュートはカウントされ、更にフリースローを1本打つ権利が与えられるルール。 例) ●ファウルされながらシュート決める→2点追加→フリースロー1本決める→更に1点追加→合計3点 ●ファウルされながら3Pを決める→3点追加→フリースロー1本決める→更に1点追加→合計4点

バイオレーション

バイオレーションとは、ファウル以外の反則のことを言います。 バスケでは、時間に関するバイオレーションが8秒ルール、5秒ルールなどたくさんあるので、 ここでは代表的な24秒ルールについて簡単に解説していきます。

24秒ルール

オフェンス時はボールを持ってから24秒以内にシュートを打たなければいけないルール。 ゴール上の電光掲示板で確認できるので、 「あと何秒でシュートしないといけないんだろう?」と気にしながら観ると、より臨場感を感じながら楽しめると思います。

タイムアウト

前半の第1・2クォーターで2回 後半の第3・4クォーターで3回 延長戦で1回

【番外編】ヘッドコーチチャレンジ

ヘッドコーチ(監督)が1試合に1回使える必殺技です。 審判の判定に納得がいかなかった場合に使うルールで、ビデオで細かく確認し正確な判定を促すことが出来ます。 サッカーで言うと、「VAR」に近いルールだと思います。

まとめ

この記事では、バスケ初心者が観戦を楽しむための知っておくべきルールを大きく分けて試合時間、ファウル、得点、バイオレーション、タイムアウトの5つ紹介してきました。 その他にも外国籍選手の登録数だったり、エリアの名前など細かいルールを知るとより楽しめると思いますが、 ルールが多少わからなくてもバスケ特有の展開の速さだったり、大きな身長の選手が動く迫力を観たり感じたりするだけでも十分楽しめると思います。 とは言え、全くルールがわからないというのはもったいないと思うので、 少しでもバスケを楽しむ手助けが出来ていれば幸いです。

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